量子コンピュータ

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用語集

2022/11/11

【ざっくり解説】 「量子ビット」と「量子計算」を用いて情報を処理するコンピュータのことです。従来のコンピュータが扱う「ビット」という単位は「0」か「1」のどちらか一方しか表せないのに対し、量子コンピュータの扱う「量子ビット」は「0」と「1」の両方を同時に表すことが可能です。そのため量子コンピュータは、複数の状態を同時に表すことができる現象(量子重ね合わせ)を利用した計算をしています。1回の計算で幾つもの処理を同時に行い、高速計算を実現しています。 ここがポイント 量子力学の原理を利用して、圧倒的な高速処理を実現するコンピュータのこと 人工知能、創薬、金融など幅広い分野での活用が期待されて

いる 量子コンピュータに適した作業は限定的だと考えられています。メールのやり取り、Webサイトの運営など、日常の作業は古典コンピュータが適しています。量子コンピュータの普及後も古典コンピュー

タはなくならず、共存するでしょう。 【もっと知りたい!】 ▼ 豆知識 (前略)重ね合わせとは何か。誤解を恐れずに簡単にいえば、「0」である確率がa%、「1」である確率がb%の状態です。

量子にはこの二つの状態を同時に取れる性質があります。ただし、その状態を直接測定することはできません。量子の状態を観察すると、とたんに重ね合わせは崩れてしまい、0か1のどちらかになるのです。ここでいう確

率とは、重ね合わせ状態にある量子を測定すると、確率a%で0、確率b%で1になるということです。必ず0か1のどちらかになるので、a+b=100%です。(後略) (出典)株式会社 日経BP「量子コンピューターの演算は普通のコンピューターとどこが違う?」

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