用語集

2022/11/10

【ざっくり解説】 電子データとしてインターネットを通じてやり取りできる、現物ではない資産のことです。安全性を確保するため主にブロックチェーン(データを暗号化し、改ざんできないようにする技術)を用いて管理されています。国の保証がないことが大きな特徴の一つでしたが、近年では経済的な観点からのメリットを理由に、法定通貨に採用する国が出現しています。 ここがポイント 電子データとしてインターネットでやり取りする資産のこと 代表的な暗号資産には、ビットコインやイーサリアムなどがある 法定通貨に採用する国が出現している 暗号資産のリスクや使い方をしっかりと理解すれば、送金や決済の手段として

便利に使用することができそうですね。 【もっと知りたい!】 ▼ 事例 ・法定通貨に採用した国の話世界最貧国の一つである中央アフリカ共和国は、2022年4月、暗号資産(仮想通貨)のビットコイン

を法定通貨に採用したと発表しました。暗号資産の採用には賛否の声が上がっています。 首都バンギでの反応は様々だった。 エコノミストのヤン・ダウォロ氏は、ビットコインはスマートフォンで取引ができ、他の

通貨への両替も簡単なことから、暮らしが便利になるとBBCアフリカに語った。 「ビジネスマンは、海外で物を買う際にドルや他の通貨への両替が必要なCFAフランを、スーツケースに詰めて持ち歩かなくてよくなる

」 同氏はまた、CFAについて、「アフリカのために」使われていないと主張した。いくつかの国では、CFAは植民地時代の遺物であり、フランスの経済的支配を続けさせるものだとして、廃止を求める声が高まっている。 一方、コンピュータ科学者のシドニー・ティカヤ氏は、暗号通貨の採用を「時期尚早」で「無責任」だと考えていると述べた。 同氏は、「ビットコインがインターネットに全面依存している中で、中央アフリカのネットアクセスはまだ未発達だ」と指摘。同国には、治安、教育、飲み水へのアクセスなど、より差し迫った問題があると付け加えた。 (出典)BBCニュース「中央アフリカがビットコインを法定通貨に採用、2カ国目」 ▼ この用語に関連したコンテンツまとめ ・「暗号資産」タグのコンテンツ一覧

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